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komaさん(51歳)  「古き善き」

Q.以前から知っていたラシーンを、今選んだ理由は?
A.ラシーンのCMがTVで流れていた頃は、車はあくまでも移動手段であって「走ればいい」 という価値観でした。その後、居住性や足周りなどの性能重視の大手ディラー新車に乗るようになって、車の性能を楽しむ様になりました。前回乗っていたマーチはお気に入りのディーラーNISSANということもありましたが、色が豊富でることが魅力でした。豊富な色選びは娘も楽しむことが出来て、車選びって楽しいねと車と通して共通の楽しみを語りながら、水色のマーチの購入に至ったわけです。

しかし、娘も年頃になり、Boyfriendや友人とドライブ中に、ラシーンを見かけて「あの車はかわいい、いいね」と話題になっていると聞き、娘の同世代の人々に人気があると知らされました。娘とドライブする度に、「お父さんラシーン、ラシーン」とすれ違う度に「カッコイイネ!」と言われましたが、実は僕自身はカッコイイと思えず、居住性はどうか、中古車とはどうかと「?」が残りましたよ。僕自身、若い頃は「走ればいい」という発想から中古車ばかり乗換えた時期もありました。

しかし、ある程度の収入を得るようになってからは新車でしかもその車で一番グレードの高いものばかり購入しました。つまり、メンテナンスの楽なもの、手のかからないものを選び続けた訳です。ですから、娘の気に入っているラシーン=中古車という部分で、「え?」と疑問を感じたのは正直なところです。ところが、娘に押されてこちらの店舗へお邪魔してみて、まずは前オーナーがどのような乗り方をしていたのかという事がなにより気になりました。我々素人では見えない部分が多い中で、「事故歴はもちろん、大きな修理歴も無いですよ、ワンオーナーですよ、乗ってみるとフィーリングがいいですよ」と吉原さんから伺っていく内に不安も取れていきましたね。

そしてやはり決め手となったのはカスタムですね。初めてお邪魔した時はホームページに乗っていた黄色のラシーンが嫁に行く前でしたので、これもいいと眼を惹きましたがインパクトが大きいので考えているうちに嫁に出たとご一報頂き、次にお邪魔した時に、今乗っているこのラシーンを娘がとても気に入り、価格もそれ程高いものではないし、決して安いもとだとも思いませんが、カスタマイズされている付加価値と店舗が近いという安心感でラシーンを選びました。

Q.たくさんの色の中で最初に気になったのは黄色だったんですね?
A.いえいえ、実は白のラシーンでした。
来店前に娘と“何も手つかずで走行距離が一番少ない、そして車両価格が一番高そうなものがいいね”と話し、それで追々色を塗るかという話も出たのですが、恐らく追々色を塗ることはしないだろうと。それと僕は車本体の前後にパーツが飛び出たデザインを好みではないのです。個人的にbasicなデザイン(より四角に近いデザイン)が好みなんですね。そこは娘も同じでしたから、白では無く、購入したこの車が「まさにこれだ!」となりました。その後、いざ契約日は僕自身は半々でいたのですが、娘が惚れこんでいて他の人の手に渡ってしまったら絶対嫌だよとまでいうので(笑)、購入確定となったわけです。

Q.実際購入後、ラシーンはいかがですか?
A.やっぱり愛着が出ますね(笑)、それと歴代乗ってきた新車に購入後に湧く愛着よりも、遙かに早いスピードで愛着が湧きましたね。やっぱり、自分だけの車、自分なりの車という思いがありますからね。
車はエンジンや足周りをいじったりという楽しみ方もありますけど、ラシーンはそうではなく、それぞれ個性があり、変化させる度にセンスが表現できる車だと思うんです。
それと、実は前職でラシーンや日産の限定車を製造している企業さんとおつきあいがあったので、いい車だという情報はもらってはいたこともあり、実際買って乗ってみてとても満足していますよ。
他に見ないアーモンドグリーンという色もかなり満足しているひとつです。あの車に乗るのに相応しい格好にもなるし、車と共にコーディネイトするという感覚を初めて持つことができた車ですよ。

Q.初めてのお車ということでお手入れ方法や扱い方に不安は?
A.実は、正直なところラシーンは年式も古いし、もう製造もしてないので、色々不安もありました。でも、このお店の吉原さんが本当に親身になって相談にのってくれて、この人から車を買いたいと思ったんです。不安や心配事があっても、私としては「吉原さんがいるから大丈夫!!」なんですよ。わからない事はどんな些細な事でも、すごく丁寧に教えてくれるから全然不安にならないですよ。
Q.乗り心地はいかがですか?
A.正直不満点もありますよ。たとえば住居空間が狭いとかトランクが狭いとか・・・
でもその欠点もすべてカバーされるだけの魅力をもってますから。差し引きしても満足というおつりをもらってます(^-^)v 車そのものが良さ以上に、こちらのお店だからという安心・安全という部分も頂けてますし。

Q.今後どのように変化する予定ですか?
A.それは娘が許さないでしょうね(笑)アーモンドクリーンに白い配色という古いアメリカのデザインの様な全体的な部分がそのまま気に入ってますからね。
オーディオ類も実は使用してないんです。車そのものが生む空間音(エンジン音や道路の感触)が好きなので、余計な音楽になっちゃうんですよね。だから内装をいじるとしたらフロントの色に変化を与える位ですね。
Q.これからラシーンで行きたい場所はありますか?
A.実はもう計画しているんですけど、夏の後半に八ヶ岳に行こうと考えてます。
八ヶ岳はクリエーターがたくさん居るんですよ。そのクリエーター達がグループを組んで作品を展示する施設を造ったんですよ。そのグループに交わりが好きなんです。クリエーター達の職場でその脇にこのラシーンを止めてみたいと思ったんですよね。個性で生む人の所に個性のラシーンを並べると、なんとなくクリエーターの世界に近づけたような気がするし、彼(ラシーン)も喜ぶ気がするんですよ。

Q.Kさんのラシーンは男性なんですね?
A.そうなんですよ。前回のマーチは女性でしたけど(笑)

取材を終えて

多種多様なお車を乗りこなしてきたkomaさんだけに、ご自身のこだわりもしっかりお持ちでHighsenseなcarlifeを楽しんでいらっしゃる事がとても伝わってきた取材でした。
古き善きを残しありのままの持ち味を生かしつつ、komaさんismに変化させる。そんな形でラシーンもkomaさんismに仕上がっていくことが楽しみですね。大人ならではの楽しみ方で変化していく今後のラシーンにワクワクした取材となりました。


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